『とと姉ちゃん』のヒロイン小橋常子(高畑充希)ですが、星野武蔵(坂口健太郎)とは結婚するのでしょうか?
5月18日現在の放送では、常子は女学生の最終学年の5年で、星野武蔵は帝大生で葉っぱの兄ちゃんと呼ばれている、植物オタクさんです。
年頃のヒロインの前に妙齢の男性が現れること自体、ドラマの作り手は、ふつうに考えても、「恋が芽生える?」「結婚は?」という視聴者の反応を、狙っていて当然でしょう。
星野武蔵の説明に笑った pic.twitter.com/2eUTsSgO48
— ◎きゃび◎ (@camupop_cabi) 2016年5月10日
しかし、先に推測の結論をいうと常子は、この星野青年、武蔵(たけぞう)さんとは結婚しないと考えられます。制作者でないので断定はできないのですが、常子のモデルである大橋鎮子さん(1920〜2013年)は、ご存知のように生涯独身でした。
もちろん朝ドラはフィクションなので、大橋鎮子(大橋鎭子)さんの生涯とは違います。そして常子が生涯ずっと結婚せずに独身を貫くか? それとも後に結婚するか? そのあたりは、この星野武蔵と結婚するかとは別問題です。
しかしながら少なくとも武蔵との結婚はなさそう。
その理由は、一つには星野武蔵という人物設定自体がフィクションであって、9月まで続く連ドラのわりと早期に登場していること。
もう一つは、今後、花森安治をモデルとしているらしい唐沢寿明とか、他にも及川光博とか山口智充とか、次々と登場する予定なので、よほどの強いパワーで二人が夫婦になる効用(?)がない限り、常子と武蔵という「夫婦」は想定できないこと。
もう一つは、このドラマの芯とも言える常子の使命(目標)が、鞠子と美子を嫁に出すことなので、女学生の段階で出会った(奥手とはいえ一応、出会った?)星野武蔵との結婚は、これから10年単位で待っていてもらわない限り、タイミングとして困難と思えます。
・・・などですが、まあ結論は視聴者の一人なので、「結婚しないと思う」としか言えません。
あたりまえじゃないか! と思った方にはすみません。
それにしても星野武蔵(坂口健太郎)さんは、これまで『いつ恋』で一風変わった友人役(晴太)を演じていた時の坂口さんとは、かなり違うキャラクターに見えて見事です。
史実でも父親の葬儀の喪主を務めたという大橋鎮子さんは、かなりユニークな人生だったことでしょう。しかり、フィクションの常子も、まだまだ男性に負けないエピソードを作っていきそうです。
ドラマで常子の結婚は、相手が武蔵に限らずないような気もします。ただしそこは朝ドラなので、視聴者の予想と大きく異なるくらいのビックリ企画があるか・・・楽しみにしています。