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阿部弘輝選手の進路も気になる、令和で起こす明治維新!の明治大学のシード権は?

投稿日:2019-12-14 更新日:

明大のキャプテン阿部弘輝選手は、駅伝で期待されるエース。ただ、2019年の予選会には出場しなかったので、その後の回復が心配されていました。

なお本戦に出場予定となった阿部選手の進路は、住友電工とのことーー(後述)

 

阿部選手不在でも余裕で予選通過!明大は明治維新を起こすのか〜

あえて出場、あえて欠場の戦い(阿部弘輝選手)

まず2019年の阿部弘輝選手の戦績ですが、

5月19日:日本選手権男子10000m決勝・・・13位(29分5秒)

このときは、出場自体を悩んだ様子。しかしあえて出場を決断しました。その理由は以下のように語っています。

 

思うように走れないだろうと分かった状況で出場を決断したのは、
今後のことを見すえて、という部分があったようだ。

状態が悪い中でも試合に出なきゃいけないことや、

なんとかすることが求められることはあると思うんで。

 

そんな中でもできる自分の走り、というのをテーマに走りました」

(大学スポーツ4years 5月21日より)

 

調子のよいときだけでなく、たとえ悪くてもできる自分の走りーー そこを考えるのがさすがベテランなのでしょう。

 

 

そんな阿部選手が、27秒台の最高記録を作ったのは今から1年以上前の、2018年11月のことでした。

 

11月24日、八王子ロングディスタンスが法大多摩キャンパスにて開催された。

男子10000m6組に出場した阿部弘輝(明大3年)は組3着の27分56秒45(今季日本人学生最高)をマーク。

来る箱根駅伝へ好感触をつかむと同時に、来年のドーハ世界選手権代表選考レースとなる日本選手権へ意欲を燃やした。

 

(ベースボールマガジン。2018年11月25日より)

 

この27分台の記録というのは、じつに凄いことです。

明治こそ#明治維新

 

そして、2019年の箱根駅伝の予選会では、結局のところ阿部選手は欠場しています。

股関節痛のためですが、じつは山本監督は、予選会で阿部選手を使わないことは、夏には決め、メンバーに伝えていたとのことーー。

阿部選手が出なくても、明治大学には、28分台のランナーとして他に小袖英人選手、鈴木聖人選手がいます。

そして予選を無事に4位で通過しました。本戦では、シード権を取るだけでなく、かなり上位に食い込むことも期待されます。まさに#明治維新か。。

 

阿部弘輝選手の進路と経歴(やはり学法石川の出身!)

進路は住友電工

上述のように、進路住友電工に就職するとされています。住友電工の陸上競技部は、1928年に発足という、なんとも歴史あるチーム。

住友電工というと巨大企業のイメージで、正直どこにあるの?と思うのですが、本社は大阪。

 

ただ、大阪本社による住友電工陸上部の公式サイトを見たところ、「御家瀬緑 選手の入社内定について」ということで、御家瀬緑 選手のお知らせはありますが、今のところ公式発表はないようです。

昨年は4月からのスタートを前に4人の採用が発表されていたので、これからなのかもしれません。

早稲田の駅伝監督だった渡辺康幸氏が監督を務めています。

 

住友電工での活躍が期待される前に、いま、阿部弘輝選手には2020年1月の箱根駅伝が迫っているのですが、ここで選手経歴を確認します。

 

阿部弘輝(あべひろき)
生まれ:1997年11月19日
出身:福島県須賀川市
出身高校:学校法人石川高等学校
出身大学:明治大学
1万メートル自己ベスト:27分56秒45
身長:172センチ
体重:55キロ

(情報ソースはスポーツ報知https://hochi.news/feature/hakone/2019/member/meiji/abe.htmlなどから)

 

阿部選手の出身高校は学法石川

ここで、学法石川の出身というと、東洋大学のエース相沢晃選手がいます。

二人は同じ地元の出身で、地元の学法石川に進んだ同級生。大学は、阿部選手が明治大学、相沢選手が東洋大と、分かれました。

 

しかし、2019年7月のユニバーシアード(イタリア・ナポリ)には二人揃って出場しました。

 

学法石川高校という陸上の名門校があるとはいえ、同じ須賀川の地元から、

二人も揃って、大舞台に向かうというのは誇らしいことですね。二人の対談というか共同インタビューですが・・

 

─今年のユニバーシアードはイタリア・ナポリで行われました。開催地についてはどんな印象をお持ちでしたか。

阿部 韓国や中国などの近い国よりは、やっぱり「イタリア・ナポリ」という響きは魅力的に感じましたね(笑)。なんだか楽しそうなイメージがあったので、競技だけでなく、純粋に楽しめるのかなと思いました。

相澤 僕も同じです。イタリアはヨーロッパの中でも行きたい国の1つだったので、すごく楽しみでした。

─競技以外ではどんなことを楽しみにしていましたか?

阿部 ナポリは街並みが綺麗なので、それを見るだけでもいいですし、やっぱり食べ物ですね。本場のピザやパスタが食べられるのは試合よりもワクワクしてました
(笑)。

相澤 僕はレースが終わったらジェラートを食べたいなと思っていました。(後略)

 

(月刊陸上競技、2019年9月号誌面転載記事より)

 

生活面は色々あったようですが、高校時代から一緒に走っていた仲間と、海外で競技に出るのは、たいへん輝かしいような気分ではないでしょうか。

 

 

学校法人石川高等学校については、相沢選手のページにもありますが、福島県の石川郡にある、歴史ある私立高校です。

 

 

なるほど地図の中に、県立の石川高校も見えています。また学法石川のグランドも、寮も地図の中にありますから、さすがです。

 

学法石川高校の卒業生からはプロ野球選手も、競輪選手もたくさん出ています。

そして今回の第96回駅伝に向けて、

明大では阿部選手がキャプテンで学法石川出身。

中央大学では田母神一喜選手がキャプテンで学法石川出身

また、東洋大では相沢晃選手がキャプテンで、つまり3人とも学法石川の卒業生です。

 

小さいときから走ってきた仲間には、あり得ること。とはいえ、素晴らしいことです。3人とも4年生で、今年は卒業が控えています。

 

明治大学の箱根駅伝登録メンバーたち・・

明治大学の箱根駅伝登録選手名簿

明治大学の箱根駅伝に登録選手として発表されているメンバーは以下となります。

 

阿部弘輝(あべひろき)4年 政経 22 福島県 学法石川
河村一輝(かわむらかずき)4年 政経 22 岐阜県 大垣日大
三輪軌道(みわのりみち)4年 理工 22 愛知県 愛知
小袖英人(こそでひでと)3年 政経 21 青森県 八戸学院光星
坂井大我(さかいたいが)3年 商 21 北海道 札幌日大
酒井耀史(さかいようじ)3年 商 21 兵庫県 須磨学園
長倉奨美(ながくらまさみ)3年 情報コミュ 20 宮崎県 宮崎日大
前田舜平(まえだしゅんぺい)3年 政経 21 岡山県 倉敷
村上純大(むらかみじゅんだい)3 政経 21 千葉県 専大松戸
金橋佳佑(かなはしけいすけ)2 政経 20 北海道 札幌山の手
鈴木聖人(すじききよと)2 政経 20 茨城県 水城
手嶋杏丞(てしまきょうすけ)2 情報コミュ 20 宮崎県 宮崎日大
櫛田佳希(くしだよしき)1 政経 19 福島県 学法石川
加藤大誠(かとうたいせい)1 経営 18 鹿児島県 鹿児島実業
小澤大輝(おざわだいき)1 政経 19 静岡県 韮山
杉本龍陽(すぎもとりゅうひ)1 政経 19 北海道 札幌日大

(出典元:箱根駅伝公式サイトより 表示を少々変えています)

 

上記のように2019年は、阿部弘輝選手は、故障等で出場を調整してきた経緯がありますが、箱根駅伝の本番に向けてのことなので、本番こそがいよいよ楽しみです。

 

リストにあるように、明大の登録メンバーの中にも、もう一人、学法石川の出身者である、櫛田佳希選手がいます。まだ一年生。

またメンバーの一人である小袖英人選手は現在3年生で、記録も打ち立て、ことさら期待されているメンバーです。

明大の箱根駅伝の成績は、2019年は総合16位で、その前年は予選を通過できず、という、なかなか苦しい状況なのですが、

次を担う選手として小袖選手が、阿部選手の後を追ってくれそうです。

「明治」に期待

明大のエースと言えば誰か。

間違いなく阿部弘輝(政経4=学法石川)だ。主将としてチームを先導し、大きな柱となっている。

しかし、明大には今まで阿部に次ぐ準エースがいなかった。小袖はその位置に最も近い存在と言える。「自分が準エースになってやる」。阿部の背中を追い続けここまでやってきた。

「去年の阿部さんのようなエースらしい走りを目指したい」。今季で低迷期脱却を果たしたい明大。強い紫紺復活のために阿部小袖のWエースがチームの陣頭に立つ。

 

(東京中日スポーツ9月25日 より)

 

 

 

さてタイトルにあります「令和で起こす明治維新」とは、明治大学の陸上ならではの標語ですが・・

そういえば、明治、大正、昭和、平成、令和・・・なのでした。

 

 

余談ですが、「令和」が付く大学もじきに出来るのでしょうか。明治大学の皆さんの明治維新に期待しています。

 

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