秋元克広(あきもとかつひろ)札幌市長が注目されます。
札幌市はもともと2030年の冬季五輪招致を目指していますが、この2019年10月17日になって、2020年の東京五輪において、マラソンと競歩は札幌での開催が決定的となりつつあります。
その札幌市の秋元克広市長はどんな人物でしょう。
秋元氏は現在2期目の札幌市長で、所属政党は無所属。
生まれは1956年2月2日で、現在63歳です。ずっと札幌市の市役所職員でしたが、2012年に副市長に就任したころから、政治家への道に向かったということでしょうか。
出身は北海道の夕張市。
出身高校は、北海道夕張北高等学校で、夕張市は人口減少により、高校が統合され、現在は夕張高等学校となっています。
出身大学は北海道大学で学部は法学部でした。
初めての市長選は2015年のことですが、当時の民主党や、維新の党、新党大地などから推薦を受け、自民党推薦の本間奈々氏らに勝利しました。
それだけ見ると、自民党と対抗したような印象ですが、その選挙でも自由民主党の橋本聖子さんや森喜朗元首相らも秋元市長を支持したとのこと。
2019年4月の札幌市長選(2期目)では対抗は共産党の新人でした。
すなわち、安定した指示を得ている市長さんと見てよさそうです。
五輪マラソン・競歩の札幌開催は実行されるか
2020年の東京オリンピックで実際にマラソン、競歩が札幌で行われたら、2030年の冬季オリンピック招致もはずみがつくことは、当然のように予想されます。
札幌でのマラソンの費用は? IOCがどこまで負担するのか。まだまだ見通しが立たない部分はありますが、日本としても、決まったら充分に備えるしかありませんので、ご活躍を祈ります。
マラソンの札幌での開催はやはり橋本聖子さんたちも推進しているのでしょうか。札幌ドームも注目されます。
ほくそ笑む!札幌市市長
IOCが2020年東京五輪の男女マラソン競歩の開催地を札幌に変更検討に入った事を受け札幌市の秋元克広市長が17日改めて「突然の事で驚いているが具体的に『札幌』の名前がIOCから出たという事は光栄」と話し五輪を開催するに相応しい街だと認識していただく機会」と意欲をみせた pic.twitter.com/N8MdNCLSKv— 横浜の人(愛称エル) (@YokohamaNoHito) October 17, 2019
札幌は、観光客が多数、訪れるのは今更のこと。外国人観光客も目立つような気がします。
マラソンの開催地に就いては、『今さら!?』と、一市民でも唖然とする展開ではあります。またマラソンの当日の札幌が果たして涼しいのか? とか、何かしら気になることは多々ある只中です。
ちなみに橋本聖子さんは前向きであるとの報道があります。
IOCのコーツ調整委員長は16日、「先週には(北海道出身の)橋本聖子五輪相が前向きであることも知った」と、事前調整があったことをにおわせた。
(スポーツ報知 10月18日より)
いずれにしても今後の展開に目が離せません。
秋元克広市長は今後も、ますます多忙になることと思われます。