紫綬褒章が発表され、柳沢正史筑波大学教授が受章しました。平成28年春の褒章受章者は704人いるそうです。
柳沢正史(やなぎさわまさし)氏は1960年生まれなので、56歳ということで紫綬褒章の世界ではお若いほうではないでしょうか。現在も筑波大学医学医療系の教授です。
2012年に新設された「筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長」でもありました。今回の受章は睡眠を制御する物質を発見したとされています。「睡眠を制御」とは、素人が考えてもたいへん興味深い分野ですネ。
そこで素人考えなのですが、柳沢正史氏が1998年に発見したとされるオレキシンが、その睡眠制御物質のことでしょうか? オレキシンはナルコプシーを引き起こす原因物質とされますが、まさにオレキシンの発見が今回の受章の主要業績ということで表現が正しいか(いま曖昧ですが)確認したい最中です@個人的。
紫綬褒章については、映画監督の周防正行氏などが注目されています。アートディレクターの北川フラムさんも入っていました。他には山本隆之氏がバレエダンサーとして受章されています。
中島みゆきが紫綬褒章を「いただきます!」と言って受章したのは2009年、57歳の時。いま関係ないけれど、いきなり思い出してしまいました@個人的。
話題がそれましたが、中島みゆきの「いただきます」の真意はこんな感じでした。思い出したついでに・・・
ふつう、何かをいただけそうな場合には、たちどころに受け取るのは少々はしたないので、まあ2度くらいは辞退して、それでもとおっしゃるならちょうだいす るのが、日本人の奥ゆかしいマナーなのでございましょうが、このたびのような褒章となりますと、到底「ふつう」ではないことですので、辞退なんかしたら2 度とこんな機会はないかもと思いまして、即座に「いただきます!」と、お返事してしまいました。
(日刊スポーツ2009年11月の記事から)
睡眠を制御するというテーマでは、病気の方は大変ですが、日常的には、もっとよく眠りたい、熟睡したいと思っている人は多いので興味を惹かれました。まずは柳沢正史教授、おめでとうございます。