竹内結子さんが茶々に! 茶々(淀君)といえば、秀吉の側室ながら正妻といえるほどの権勢を振るった人物。竹内結子さんが真田丸で茶々こと淀君を演じ、信繁の大阪城行きのタイミングで登場し、これからますます注目されます。
竹内結子さんといえば再婚は? とみなが静かに期待したり気にしたりする人気女優さんですが、茶々という激しい性格の時代劇に登場で、ますます注目されます。
特集 インタビュー 茶々役 竹内結子さん ~“生きる力”としての笑顔~
竹内結子さんに『真田丸』の茶々を語っていただきました! https://t.co/6My4icFJMw竹内結子が大河ドラマ初出演というのが個人的には意外。#大河ドラマ #真田丸
— 初代兼二代目万年寝太郎 (@netarosince1975) 2016年4月10日
浅井長政の娘、長女であった茶々です。浅井家が滅ぼされ、父である浅井長政が殺され、母のお市の方が再度嫁いだことで義父となった柴田勝家も、お市の方も殺されました。その父母を殺した恩讐の秀吉に引き取られ、憎むべき秀吉の、平たくいえば妻となった茶々の生涯は、安易なものではありません。
茶々は自らの境遇に耐えたどころが、魔性の女として秀吉を揺すぶってもいくわけで、竹内結子さんの穏やかなイメージが、意外な印象で演じられるのかもしれません。
ちなみに演じ甲斐のある茶々(淀君、淀殿)ですが、これまで多くの歴代女優が演じてきました。以下のこんな感じで、茶々を演じた女性たちは蒼々たる顔ぶれです。
茶々を演じた女性たち
三田佳子さん ・・・太閤記 (1965年)
岸田今日子さん ・・・春の坂道 (1971年)
藤村志保さん ・・・黄金の日々 (1978年)
池上季実子さん ・・・おんな太記 (1981年)
夏目雅子さん ・・・徳川家康 (1983年)
樋口可南子さん ・・・独眼竜政宗 (1987年)
喜多島舞さん(&大空眞弓さん) ・・春日局 (1989年)
松たか子さん ・・・秀吉 (1996年)
小川真由美さん ・・・葵徳川三代 (2000年)
瀬戸朝香さん ・・・利家とまつ~加賀百万石物語~ (2002年)
若尾文子さん ・・・武蔵 MUSASHI (2003年)
永作博美さん ・・・功名が辻 (2006年)
深田恭子さん ・・・天地人 (2009年)
宮沢りえさん ・・・江~姫たちの戦国~ (2011年)
個人的には、永作博美さんの茶々が印象に残っています。また三姉妹がくわしく描かれた江~姫たちの戦国~の宮沢りえさんも記憶に新しいです。
竹内さんといえば、とうにご存知と思いますが「いま、会いにいきます」を契機に中村獅童さんと2005年に結婚しました。2005年に長男を授かり、しかし中村獅童さんの母の小川陽子さんと対立があり、さらに獅童さんの女性問題などから2008年に離婚しています。
よく言われているように、小川陽子さんは息子(孫)を歌舞伎俳優にしたかったし、竹内結子さんは普通の息子として育ってほしいという難しい価値観の相違があったようです。しかし静かに見守らなければならないテーマですが、その息子さんもいまや11歳になるわけですね。
竹内さんの息子さんに歌舞伎俳優という道がほんとうにないのか、それは誰も分からないことではあります。
ところで、茶々(淀君)は、大阪の陣で敗れ、大坂城にて自害していくことは決まっているので、悲劇の最期ではあります。それは歴史だから変えようもないけれど、今回の真田丸の淀君もまた、竹内さんらしさを出しながら、演じられるのが楽しみです。