明徳義塾の西浦颯大(にしうらはやと)選手が注目されます。西浦はやと選手の出身は熊本県です。
出身中学は熊本県の『八代市立鏡中学校』
中学時代の所属は『熊本北リトルシニア』でした。
熊本と言えば、熊本の代表はご存知の秀岳館高校ですが、秀岳館は熊本県の八代市にあります。(参照記事 秀岳館(熊本代表)選手一覧 98回全国高校野球 )
ちなみに西浦選手の通っていた「鏡中学校」は八代市鏡町内田1038−1ですから、じつは秀岳館高校も同じ八代市内どころか、わりと近くにあります。
近いからどうというものではありませんが^_^; 高知代表の明徳義塾に進んだ西浦選手と、熊本の代表の地元の秀岳館が、もし決勝で対戦したら、不思議な縁を感じるのも必須ではないでしょうか。
ちなみに西浦選手の出身小学校は、八代市立鏡西部小学校で、小学校の3年生で野球を始め、中学時代にはU15W杯の代表にも選ばれていますから、中学生として既にかなりの注目選手です。
明徳義塾に進んでからも、最新では2016年夏の98回全国高校野球で、8月16日の沖縄代表嘉手納高校との対戦で、六回に満塁本塁打を打ちました。満塁ホームランがそもそも偉業ですが、2年生とあって、一部の報道では松井秀喜選手を思わせる実力と評価されています。打ったのは甘めのストレート・・
『熊本に贈る満塁本塁打』と報道されました。
熊本に贈る満塁本塁打
熊本県八代市出身の西浦颯大選手(2年)は、ベスト8入りを決めた嘉手納(沖縄)との試合で満塁本塁打を打ちました。熊本のために、「熊本の人に野球で活躍する姿を見せて元気づけよう」。 #熊本地震、#八代、#熊本
https://t.co/gCFe5shl65— 朝日新聞熊本総局 (@asahi_kumamoto) 2016年8月18日
実力を期待されて明徳に入っただけに、西浦選手はすでに一年生の春からベンチ入りしています。ただし夏の甲子園の時期はやや低迷していたのかベンチ入りしていませんが、秋の大会で活躍し地区大会で3ランホームランの記録もあります。
さらに2016年の春、センバツで明徳義塾は龍谷大平安高校に敗退していますが、西浦選手は、1安打2三振でした。
基本情報として、西浦颯大(にしうらはやと)選手は
【右投げ左打ち。 身長:177センチ 体重:67キロ】 となります。
今回の満塁ホームランは、じつに衝撃的でした。今回の大会で他にも、中京高校の北川竜之介選手も満塁ホームランを打っています。満塁本塁打は西浦颯大選手で夏の甲子園の通算43本だそうです。
先輩選手の中では、筒香嘉智選手も横浜時代に、福留孝介選手もPL学園時代に満塁ホームランを夏の甲子園で放っており、古くからのファンには懐かしい場面かもしれません。
明徳義塾の打戦が強いことは今さらながら、熊本出身の西浦選手の活躍は熊本からも応援されそうです。今回の準決勝以降はこれからですが、明徳対秀岳館で決勝!という展開も考えられます。
楽しみです。